2013年6月9日日曜日

挨拶できないオッサン

繰り返し思い出しては胸が痛くなる小学生の頃の出来事がある。

僕は4歳まで大牟田市K町の長屋に住んでいた。その頃、毎日のように遊んでいたのが友だちのO君。アルバムにはサンダーバード2号の玩具で遊んでいる2人の写真が残っている。
幼稚園に入る前に僕は引越し。しばらく連絡を取ることはなかった。
それが小学3年生の時だったろうか。父親が仕事でK町に行くからと車で僕を連れて行ってくれた。たしか、僕はは夏休み中で、父親はプロパンの配達をやっていたような気がする。
久しぶりに会った僕とO君は会っていなかった日々など関係無いように遊んだ。O君の妹と一緒にかくれん坊とかしてた。
どれくらい遊んでいたのだろうか。父親が迎えにきた。そこで僕はかくれん坊で遊んでいる彼らを放ったらかしにして帰ってしまったのだ。
あとで思った。僕が知らないうちにいなくなってしまい、O君はどうしたろうか。帰ってしまったとも思わず探していたんでないか。なにがあったのか、理解できずに…。
なんで一言「じゃあ帰るね」って挨拶できなかったんだろうか。父親に早く帰るぞと急かされた記憶もないのに。
その後、高校生になり、クラスメートの何人かがO君の中学のときに友だちだっりして、薄らぼんやりと彼の近況を知ったり、ニアミスしたことはあったけど、あの時のことを謝ることはできなかった。

なんでこんなことを書いているかと言うと、いまだにちゃんと挨拶できないときがあるんですよね。別に難しくもないコミュニケーションなのにね。なぜパスしてしまうのか。突然消えてしまうことを良しとしてしまうのか。
反省と今後の僕の成長のために書き残しておきます。

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