2013年11月27日水曜日

性教育が貧弱すぎる

60代の男性が輸血のせいでHIVに感染したそうな。原因は同性との性交渉したことを問われたのにNOと嘘の申告をして献血した男。HIVの検査代わりに献血したんだそうな。あほかいな。たとえHIVに感染してても告知されませんって。素直に厚生労働省管轄ののHIV検査を受けないさいよ。無料ですから。え、恥ずかしい? だったら性交渉すんなよ。

なんでこんなことにかるのか。もそっとHIVについて知りましょうよ。それも若いうちにお願いしたい。だから、教育機関や親御さんがもっと語らなくてはいけない。淫らなことなんて…、なんて毛嫌い、尻込みしていたら若者のHIV感染は増えるばかりですぜ。
アフリカみたいな紛争地や教育の行き届いていない国のお話なんて思っていちゃあいけない、受験して高校まで行った日本の若者だって、HIVだけじゃなく性病、妊娠についての認識が残念すぎる。これは彼らの自己責任ではないでしょ。

性ついて精通している(洒落じゃないですよ)ってのはヤリまくってるってことじゃあないですからね。相手のことと自分のことを大切にすること、理解しようとすること、これが第一歩。SEXってのは相手があってのことなんですからね。

HIV感染輸血:男性1人が陽性に もう1人は調査中」(毎日.jp)
エイズウイルス(HIV)に感染した献血者の血液が日本赤十字社の検査をすり抜け患者に輸血された問題で、輸血された患者2人のうち60代の男性1人がHIVに感染していたことが26日、分かった。厚生労働省の委員会で日赤が報告した。もう1人は調査中。輸血によるHIV感染は2003年以来で、04年に日赤が対策を強化してから初めて。

若者のHIV感染者数、10年で約3割増 WHO」(AFP)
【11月26日 AFP】世界保健機関は25日、HIVウイルスに感染している若年層の数が過去10年間で33%も跳ね上がったと発表した。WHOによると、10代のHIV感染者数は200万人以上に上り、これは2001年比で33%の増加だという。

あえて書かなくてもって思ったけど、勢いで書いた。


TENGA公式サイト 



2013年11月25日月曜日

吾妻ひでお原画展に行ってきた

 吾妻ひでお原画展の最終日、原稿の締切りが迫っていたけど行ってきた。

中学生、高校生、大学生、そして社会に出てからも、あじま先生(こうい風に呼ぶのが僕は馴染むなあ)の漫画がそばにあった。オッサンになり、いつの間にか新作を追わなくなっていたら、先生は失踪したりアル中病棟の人になったりしていて、それを題材にした漫画で再会することになった。
ここ数年はベストセレクション本や復刻本、先生の特集ムックが出版され、手放してしまった漫画を再び読めるようなって有り難い。

で、原画展ですが、良かったです。もうねえ、懐かしいったらありゃしませんよ。展示はほぼ年代順になっていて、2000年代になって女子校生がコギャル化しても、先生のフィルターを通せばちゃあんと可愛くなってしまうのが素晴らしい。筆使いは想像以上に細やかで、特にホワイトの使い方が芸術的(まあ、漫画のテクニックはよく分かっていないのですが、そう感じた)。
そんで、原画を読み返していくほどに、ひねた少年がひねたまま青年になり、スクスクとひねたオッサンになれたのは先生のおかげだなあって思った。僕の血と肉になっていると思った。
混沌とした頭の中をどう表現していいのか分からずモヤモヤしていた少年は、あじま先生の描く不思議な世界に導かれ、自由になっていったのでした。なんかこのままではイケナイのではないかなー、なんて足元がふにゃふにゃしていたけど、ふにゃふにゃながらも、なんとか歩みを進めることができました。ええ。

なんかね、感謝しましたよ。あやうく行きそびれるところだったところをFBのTLで気づかせてくれた知人にもこれまた感謝。



今回の収穫。上がクリアファイル(河に棲む物)。下は左から大判のポストカード(「やけくそ天使」の阿素湖素子)、チケット(絵柄は名作「陽射し」ですね)、日替わりで先着何名かわからないけどプレゼントされてたカード(「ななこSOS」)。本当はTシャツも欲しかったのだけど、既にLサイズ以上は品切れになっていて残念。通販とかで再販してもらえないかなあ。