そんなわけで、覗いてみたのは我が家から歩いて5分の酒量販店リラックス。ちゃあんと全メーカーの商品が並んでいたので、各114円で売られていたのを1本ずつ購入。冷蔵庫で冷やしながら、僕的秋の味覚の王者、秋刀魚を焼き、今年の味をチェックすることにしました。
チェックポイントは色合い、香り、味わい、喉越し、そして、秋刀魚に合うかです。
キリンビール「夜ののどごし 麦100%」
原材料:麦芽、ホップ、大麦、大麦スピリッツアルコール分:5%
商品名には“秋”と明記されてませんが、お店のポップに秋限定と書いてありました。
秋限定としては色も香りも薄め。喉越しが良く、通年販売されている「のどごし生」よりリュキュールを感じさせない。
サッポロビール「麦とホップ 秋の薫り麦」
原材料:麦芽、ホップ、大麦、大麦スピリッツアルコール分:5%
缶に明記してある美味しさの秘密:じっくり丁寧に焙煎した麦芽を一部使用。香ばしい薫りと豊かなコクを実現しました。麦とホップならではの秋のひと時をお楽しみください。
茶色がかった濃い色。しっかり旨味があって、飲みごたえがあり、香ばしい麦芽の香りが鼻を抜けるが、後味に酸味を感じる。
アサヒビール「クリアアサヒ 秋の琥珀」
原材料:麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ、大麦スピリッツアルコール分:6%
缶に明記してある美味しさの秘密:大麦1.5倍で贅沢な味わい ロースト琥珀麦芽一部使用
通年販売されている「クリアアサヒ」より若干濃いめの茶色。サッポロ同様、飲みごたえがあり、後味に酸味を感じるが、喉越しはスムーズに感じる。
サントリービール「食事とよく合う 秋の旬味」
原材料:麦芽、ホップ、糖類、小麦スピリッツアルコール分:6%
缶に明記してあるコピー:秋の味覚に合う、芳醇な味わい。天然水100%仕込み
色合いは今回では一番濃い茶色。しっかりした飲みごたえだが、酸味は感じない。旨味がジャマにならない。
秋刀魚に合うかは、サントリー>サッポロ>キリン≒アサヒ といった順番。どれも偽ビールにありがちなリキュール感を上手に隠せている。アルコール分の1%差はキリンは軽く感じたけど、サッポロには感じなかった。個人的な好みだと今シーズンはアサヒかな。あと、不思議だったのは、サントリーが人気偽ビールブランドの「金麦」を使っていないこと。10月18日に「金麦 琥珀のくつろぎ」を発売するからかもですね。